インスリンの働き

ブドウ糖(エネルギー源)を届けた結果血糖値が下がる

インスリンは、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるホルモンの一つですが、エネルギー源となるブドウ糖(グルコース)を細胞内に届ける役割があります。そのため受け取る細胞側にもインスリンの受容体があるという事です。

これによって、細胞内にブドウ糖が届けられたり、合成開始のシグナル伝達も開始されるとの事です。そんな高血糖の予防に欠かせないインスリン。予防というより、結果的に高血糖を防いでいるという見方も出来ます。

では、高血糖だと何がいけないか。

オールアバウト掲載記事には、”血中に多くのインスリンがあると血圧が上がる・体重が増え易くなる・血液がドロドロになる”など書かれていたのですが、これは、単なる結果に過ぎず、参考となるような情報はありませんでした。

書かれていた事は、血糖値が高い事で結果的に起こる弊害であり、それそのものがどのようにいけないのかについての回答にはなっていません。

という事で、再びグーグルで検索して他にも情報を探してみると、”多すぎるブドウ糖がストレスとなる”と書かれているブログがありました。
こちらの方が真意をついているように思えました。

どうやら、ブドウ糖に直に接する細胞、血液中の白血球、赤血球、そして、血管内皮細胞などがダメージを受けてしまい、結果として、栄養を届ける働きが崩壊していくという事のようです。

高血糖=ストレス

糖尿病は血管の病気と言われていますが、細胞の唯一の生命線である血管が障害を来すと、その先にある組織にとっては、生命線が断たれることになります。

特に、毛細血管からのみ栄養や酸素を受け取っている組織は、その細い血管が病変したら大変です。そうならない為にも高血糖を予防する必要があり、それを担いつつエネルギー源を届ける働きとしてインスリンが存在しているとわかります。